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忘れた笑いを取り戻せ、感謝を掘り起こせ
時のたつのは早いもの、気づいてみれば、ごま塩頭が鏡に映っている。 人の心も同様に年月経る度に老齢化するのか。こればかりは、阻止できない 人間の切なさよ。せめて「笑い」を巻き起こし、明日への命をつなげたい。 それでも、最近の日本人、悲しい事に「感謝」を忘れ、自我にのみ走る傾向 ありて、胸が切なき日々がおとづれる。 「母を殺した」と17歳の高校三年生が警察に出頭。この衝撃をどう受け止めれば よいのやら・・・・・・。 「人の命は、はかなくて悲しき事のみ多かりき」こんな故人の言葉が身につまされる 今日この頃。せめて、笑いを微笑みを心に抱き、明日への夢をつなぎたい。 実母「最近、怖いね。息子が母を殺すんだから」 息子「あれは、通常ではないよ。」 実母「それにしても、最近の子供たちは、笑いや微笑、感謝がなくなったね。」 息子「僕は、笑いを忘れていないよ。」 実母「そうならいいけれどね。」 息子「先日、学校で頭に来たことがあったけれど、笑いを忘れなかった。」 実母「そう、あなたはえらいわ。」 息子「放課後ね、トイレに入って、便器に座りながら、前の壁を見つめながら ずっと笑っていたよ。」 実母「あら、笑いは、みんなの前で笑わなきゃね。でも、心がけはいいわね。」 息子「笑う門には福来るでしょ。だから笑った。イッヒヒヒヒ。」 実母「そんな気持ちの悪い笑いは、やめてよ。食べてるものがまずくなるから」 こうした親子の会話があるうちは、まだ救いがあると人の言う。 #
by warau_wa
| 2007-05-15 19:44
| 人生泣き笑い
自分の意に添わずとも物事が進む !
人の世に意のままになること数々あるも、意に添わぬままに知らず知らずに 変化するものもある。夏も近づく八十八夜、十五夜お月様も星空にくっきりと。 夜中に目が覚めふと見ると、周りに集う亡霊たち。何がして欲しいのか聞くに つけ、何も言わずに私を換気扇の前に連れて行く。 換気扇は、すでに壊れて回っていない。亡霊たちが目をこすり、言葉にならない しぐさをみんなやっている。座敷わらしじゃあるまいに何をしてあげればよいやら よいわんわん。 よくよく考えれば、もう立夏。暑がり男の私は、寝汗も人一倍ににじみ出る。 亡霊たちのしぐさを見ていると、換気扇を回せといっている様なそんな気がする 初夏の夜。 亡霊たちが行列して、鼻をつまみながら輪を描きグルグルぐる周りはじめた そのわけは、やはり私の汗の香りに目がくらみ私の周りに集まった模様。 亡霊たちの中には、いくつか知った顔もあり、さほど恐怖も何もありゃしない。 「久しぶりだねお富さん、亡霊になって戻ってくるとは、知らぬ仏様の閻魔顔」 と歌も出てくる法華の太鼓。 亡霊たちは、目をしばたいて、鼻をつまんで換気扇を指差すユビキタス社会。 そうかそうかとまどあけりゃ、たちまち亡霊たちの行列が外に飛び出す。 ごきぶり・ナメクジ・しらみに、南京虫もあまりの刺激臭に私には、近づけぬ 変な特性身に付けてるゆえに、強盗さえも近づけぬ。 強盗「おい、金だせ。」 私 「残念でした。びた一文、ここにはありません。」 強盗「うそをいってるんじゃねえよ。裸になれ!」 私 「裸になっても本当にいいですか。」 強盗「ごたくならべてねえで、早くしろ」 私 「はいはい、それでは、お言葉に従いまして・・・・・」 と裸になった瞬間に 強盗「きっ貴様、なんだ、この凄い悪臭は・・・・俺も三ヶ月風呂に入っていねえけど」 私 「いや、私のそばで五分間、まともに立っていられた人は、まだ誰もいませんよ。」 強盗「いいから、早く服を着ろ」 刑事「失礼します。近隣住民から悪臭がこの部屋から漂っているとの通報で来ました」 強盗「この男が悪臭の原因です。」 刑事「そういうお宅も素晴らしい悪臭ですな・・・・二人とも署までご同行ください。」 手錠をはめられ捕まりそうになった時、とてつもない悪臭で目が覚めた。それは、 自分のガスだった・・・・・・・・・ひゃー! #
by warau_wa
| 2007-05-05 00:52
| 日常生活のトンチンカン
それでも・・・・・心が伝わるの ?
ある休日の昼下がり、レストランに入ると二つの男女カップルが会話中。 中身にあまり関心ないけれど、何とも摩訶不思議なカップルなのだ。 わが常識の中に「対話は、相手の目を見て」との原理原則がある。 だが、だが、このカップルのしぐさをちらりと見るや目が点に・・・・・・・。 確かに会話しているには、間違いない。片方のカップルは、声も何も立てず 時々テーブルのものを口に運びながら、必死に「携帯メール」を打ち続けて いる。一時間、二時間と・・・・・そして時々、笑う声。 もうひとつのカップルは、彼女らしき少し派手な感じの女性。前に座るイケメン タイプの男性。 必死に何かを語る男性は、彼女を見つめて語り続けている。彼女は、辺りを きょろきょろと見回し、新しい顧客が入ってきたり、少しイカス男性が来店すると これまたじっと見つめたり。 こんな二人の様子を一人で食事しているこちらは、「この場に相手の女性が いなくて良かった」と心の底で感じていた。 そう、もしもかれらの様な相手の女性が前に座っていたら、 「そんなにメールを打ちたかったらずっと打っていればいいよ。忙しいからね」 と言い残して、会計をし彼女を残して私は帰る。 また、きょろきょろ女が前に座っていたら 「私よりももっと素晴らしい男性を見つけなさいよ。じゃあね。」と彼女をその場に おいて、永遠に彼女の前から去る。 最近の男性には、こうした「気骨」が薄れているのだろうか? そんな思いを抱いている間に二時間もの時間が私の前を通過。それらを見つめていた 暇な私の姿が自分で可笑しくなって、席を立ち会計をした。出口に別のカップルが 階段の途中に座り込んでいた。 「若者のかいだんですな」と一言残してその場を去った私。 #
by warau_wa
| 2007-05-02 01:39
| 心ここに有らず
永く続く、この道の行き着くところに仏様
人の心の温もり・冷たさ知る者の心に吹き抜ける一陣の風。この世の中で 信じるものを失えば、心の拠り所もないままに、流れ流れてどこへ行く。 風の吹くまま、気の向くままに笑顔ばら撒き生きて行く。寿命尽きたるその時に 己に「よく生きた」といってあげられるゆとりがあれば、それでよし。 人の幸福、壊してまでも自分の幸せ望むべくもなし。人それぞれの価値観で 幸を感じて生きて行ければそれが良い。 お金・名誉・地位・美人妻。どれをとっても喧嘩の種になるものばかり。 競争すれば、魂削り挙句の果てに過労・痴呆が待ち受ける。何処までも続くこの 道のりに何か灯りを求めれば、未来が開けると言う人もいる。 高齢者の方に親切にして、「十年後にはきっと恩返しするからね。」と言われ 「あと十年健在ならね・・・・」と感じるのも歳のせいか。 時の経つのは、早いのに何故か変えられぬ自分の心が疎ましく天を仰ぎて 咳すれば、自分の顔に唾の雨、「春雨じゃ濡れて行こう」といいたいが、何とも 言えぬぬめりがいやで、近くの水溜りで顔を洗えば、ヘドロが顔に。 これぞ「泣きっ面にヘドロ」か。泥水飲んだ人生だけど、ヘドロにまみれの人生 は、やはり厳しいものがある。 それでも、「捨てる神ありゃ拾う神」もあろうかと探し求めりゃ、「捨てる神ありゃ 拾う髪あり」で、部屋に散らかる埃を見つめ、ああ、ここにも誇りがあったのだ。 そんな日々に灯りを見つけ馳せ参じたものの、「陽炎のごとき君なりき」近づきゃ 遠のく幸の味。 #
by warau_wa
| 2007-04-25 18:29
| 人生泣き笑い
犬猫にも勝る人間の独占欲の恐怖
公園で犬が数匹戯れている。これを見つめるセレブな女性たち。そこに立ち寄る 通行人が昼食するのにベンチに座り、パンの一切れと鳥のから揚げを投げた。 犬たちは、一斉にそれに向けて突進。ついでに鳩たちの群れも突進。 ひとつのから揚げを口にくわえた犬に鳩が襲い掛かり取り囲む。恐怖の一幕。 そんな姿の中に人間も大差ないことを悟り、切なくなった。類似した事を想い出した からなのだ。 ある学校のトイレでの出来事。 女番長「おい、あんた何様だとおもっているの。野球部のキャプテンに近づくんじゃねえよ」 女生徒「あたし、そんなつもりじゃなくて、彼が声掛けてくれるから・・・・」 女番長「ごそごそ、ぶちぶちいってるんじゃねえよ。今度、近づいたら焼きいれるから」 女生徒「同じクラスですもの、近づくなといっても無理です。」 女番長「彼は私のものよ、泥棒猫みたいに横取りしたら承知しないからね。」 女生徒「あの方は、誰のものでもありません。まだ、高校生ですから・・・・」 女番長「わかったよ。じゃ、一緒に彼と帰るなよ。いいな。彼が誘っても・・・」 女生徒「彼は、私のタイプだから、誘われれば、断らないわ。あなたも彼から誘われる様にすれ ばいいのよ。」 女番長「こら、生意気言うな・・・・・バチバチ・・・・」 女生徒が顔を赤く腫らして出てきた。男子トイレまで聞こえる声にもかかわらず、女子 トイレの中の出来事ゆえ、男子トイレにいた連中もただ、傍観あるのみだ。悲しい現実。 #
by warau_wa
| 2007-04-22 01:31
| 人生泣き笑い
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